天皇賞（春）の感想。

天皇賞（春）が終わった。

勝ったのはフェノーメノ（２番人気）。
終始好位を進み、直線で早めに先頭に立ってトーセンラー（２着／３番人気）の追撃を振り切って悲願のＧ１初制覇を成し遂げた。終わってみれば普通に完勝だった。
昨日の予想では書かなかったが、フェノーメノは初めての京都出走（それどころか関西圏での出走が初めて）というのが不安で軽視したのだが、全く関係無かった。
ただ、今日勝ったからといって「もう“３強”（オルフェーヴル、ジェンティルドンナ、ゴールドシップ）ではなくて“４強”ですね！」とか浮かれるのはちょっと違うと思う。

さて、その“３強”の一角だった（←すでに過去形）ゴールドシップは断然の１番人気（最終オッズは単勝１．３倍）に応えられず５着に完敗。勝ち馬とは０．９秒差をつけられた。
今日もいつも通りに出負けして後方からの競馬になり、２周目の３角からスパートしていったがまくり切れず。直線でもじわじわとしか伸びず、残念な結果となった。
今日の京都の芝はインがよく伸びる馬場だったので、大外をぶん回すことしかできないゴールドシップには厳しかったかもしれない。時計がかかって外が伸びる馬場なら巻き返せるとは思うが、やっぱりあの「スタートで出負けて後半でまくって行く」レーススタイルでは今後もこういう敗戦は増えそう。

期待した◎カポーティスター（９番人気）は１５着惨敗。
序盤は好位につけていい感じに思えたが、２周目の３角でペースアップについて行けずズルズル後退。単純に距離が長かった模様。

馬券はもちろん外れ。
今日になって「インが伸びる馬場だから、内枠を生かして乗れば一発あるかも」と思ってトーセンラーの単勝も勝ったのだが、２着じゃダメなんですよ。
ただ、結果論だがトーセンラーの複勝が６．５倍もつくなら買うべきだった・・・。
この「馬券が当たらない病」は５月になったら治るのだろうか（涙）。