柴田大知、涙のＧ１初制覇（ＮＨＫマイルＣ）。

ＮＨＫマイルカップ＠府中が終わった。

勝ったのは伏兵・マイネルホウオウ（１０番人気）。
かなりの後方から大外を回し、直線でインパルスヒーロー（２着／６番人気）と併せ馬の形でぐんぐん伸びる。一度はインパルスヒーローの方が前に出たが、ゴール前で執念の差し返しを見せた。
勝ち馬は２走前のスプリングＳでロゴタイプ（皐月賞馬）に０．３秒差の３着と好走していたのだから、これぐらい走れてもおかしくはない・・・と書くのは簡単だが、ちょっと買いづらい馬ではあったか。

レース後の勝利騎手インタビューで、鞍上の柴田大知が感極まっていたのが凄く印象的だった。
柴田は平地Ｇ１初制覇（障害のＪ・Ｇ１は一昨年＆昨年の中山グランドジャンプを連覇）。
騎手生活１８年目での平地初Ｇ１制覇ということでの涙かもしれない。
２００６～２００７年は障害も含めて年間０勝だったのだが、その頃の苦労を思い出しての涙でもあったのかもしれない。
こういう「一度地獄を見てきた男の復活劇」というのは心動かされるんだよねえ。久々に競馬で感動しました。

さて、先日書いた通り、昨日＆今日と馬券を買わずにレースだけ見たが、思ったより普通に見れるものですな。
「馬券を買わずにレースを真面目に見れるのだろうか？」とか思ったが、全くの杞憂でした。