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棋聖戦第2局。

今日は都議選前日。
それもあって、この時間帯は「最後のお願いです!」と連呼する選挙カーが通りまくっている。
・・・昼寝してたら起こされたさ・・・。

まあ、それはともかく。
今日は棋聖戦第2局。
羽生棋聖・三冠vs渡辺三冠挑戦者の第2局は、羽生が勝てば防衛に王手をかけ、渡辺が勝てば1勝1敗のタイに持ち込まれる一局。

結果は羽生の勝利。

先手番の渡辺が横歩取りに誘導しようとしたら、羽生がまさかの相横歩取りを選択。
なぜに「まさか」と言うと、羽生がこの相横歩取りを選択するのが24年ぶり。タイトル戦で相横歩取りが登場するのも7年ぶり。それくらい“レア”な戦法というわけである。

その後の展開は難解そのもの。
いわゆる「手番を握っている方が形勢が良く見える」としか言いようがない将棋だったが、結果として渡辺の69手目▲6三銀成が敗着だったようで、この手の直後に羽生の飛車を活用されてしまってそのまま寄せ切られてしまった。
それにしても凄まじい将棋だった。土曜日だったおかげでリアルタイムでネット中継を見られたのは本当にラッキーだった。

というわけで羽生の2連勝となり、棋聖防衛&6連覇に王手をかけた。
あとついでに、羽生は2009年の第4局以降、棋聖戦の五番勝負で負けていない。先手番・後手番問わずで13連勝となった。
・・・なんで棋聖戦とか王座戦では鬼のように強いのに、名人戦とかではイマイチなんだろうか・・・。
まあ、挑戦者になっている棋士に対して“イマイチ”扱いするのもどうよという話だが。

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