棋聖戦第3局。
今日はアメリカでアシアナ航空(韓国の航空会社)で着陸時の事故があったぐらいで特に何も無い一日。
それにしても、原因は何だったのだろう。単に「操縦士がヘタだった」ということだったのだろうか。
さて、昨日は棋聖戦第3局が行われた。
ここまで2連勝の羽生棋聖・三冠が勝って防衛するか、渡辺三冠挑戦者が勝って巻き返すかという一局。
結果は渡辺の勝利。
角換わり(という戦法名です)から先手番の羽生がうまく攻めて、終盤ではかなりの優勢に。
あとはきっちり寄せるだけだったが、渡辺の112手目△2二銀が受けの妙手で、この手で渡辺がうまく凌いだ。それでもまだ微妙な形勢だったが、最終的には渡辺が逆転勝利を収めた。
対局後の感想戦では、羽生はこの△2二銀を見落としていたらしい。
ということで、絶体絶命の状況から渡辺が巻き返しを見せた。それも、羽生の先手番を“ブレイク”する形で。
こうなると思い出すのは2008年の竜王戦。
この時は羽生があと1勝で竜王奪取という状況で第4局を迎え、その第4局も羽生が優勢だったが渡辺が受けて凌いで逆転勝ち。そしてそこから4連勝で大逆転防衛を果たしたのである。
・・・ちょっと状況が似ているような気がするんだよねえ・・・。
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