王座戦第2局。
さて、昨日は王座戦第2局が行われた。
羽生王座・三冠に中村六段が挑む今回のシリーズは、第1局は中村が制した。
中村が連勝して奪取に王手をかけるか、羽生が勝って1勝1敗のタイに持ち込むかという一局である。
勝ったのは羽生。
先手番の羽生が穴熊に固めて攻め込むが、少し薄い攻めだったために中村もなんとか凌ぐ。
一時は中村の王は羽生の自陣まで逃げ込み(「入玉」と言います。普通は入玉すると捕まりません)、凌ぎ切ったようにも見えたが、そこから羽生が薄い攻めを繋ぐ。
最後は中村の王を押し返して寄せ切った。
9時に始まった本局が終了したのが23時21分。
手数にして203手という、超大熱戦だった。
終始「羽生が攻めて、中村が受け凌ぐ」という将棋だったが、めちゃくちゃ見応えがあった。
ACLの柏戦が無かったらリアルタイムで最後まで見届けたのだがなあ。まあ仕方が無い。
この結果、五番勝負は1勝1敗のタイになり、改めて三番勝負の形に。
第3局は中村の先手番だが、ここを中村が勝って中村が奪取に王手をかけると面白くなるのだが、さてどうなることやら。
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