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トウカイテイオー死亡に思う。(第3回)

今朝、東京では震度3の地震があって軽く驚く。久々に長く揺れて、ちょっと気持ち悪かった。これが大地震の前触れでないことを祈ります。

今日は王座戦第1局。
羽生王座・三冠に若手のホープ・中村六段(25歳)が挑む五番勝負である。
中村は昨年の棋聖戦に続いてのタイトル挑戦。その時は羽生に3連敗でぶっ飛ばされたが、さて今年はどうなるかという王座戦である。
・・・なのだが、22時現在でまだ終局を迎えていない。
中村が優勢に思えるのだが、羽生が凄まじい粘りを見せて、本当に中村が優勢なのか自信が無い(笑)。

なので書き溜めておいたトウカイテイオーの話(第3回)でお茶を濁す。

トウカイテイオー(以下「テイオー」)は、天皇賞(春)直後に骨折が発覚し、秋まで休養することになった。
そして復帰戦となった天皇賞(秋)ではやはり1番人気になり、当然のように私は馬券の対象から外した(笑)。
レースは超ハイペースとなり、そのハイペースを先行してついて行ってしまったテイオーは馬群に沈んで7着。これで天皇賞(春)に続いての連敗となり、「もうテイオーも終わったな」とか思ったものです。
今になって思うと、休み明けでハイペースを先行して0.5秒差に踏ん張った内容を評価すべきだったのだが、当時はそういう発想は無かったです。
ちなみにこの時の◎はムービースター。
「武豊が乗って5番人気なら美味しい」と思い、実際2着に頑張ってくれたが、勝ち馬のレッツゴーターキンが買えなかったさ・・・。

テイオーは続いてジャパンカップに出走。
このジャパンカップで私の◎は当時の「オーストラリア最強馬」と言われたナチュラリズムで、単勝やナチュラリズムを軸とした馬券を買った。

結果、テイオー1着、ナチュラリズム2着。

これは相当にガックリ来た。
自信の◎が、よりによって大嫌いなテイオーに負かされたのだから。
「あ~あ、ジャパンカップも地に堕ちたもんだ」と、予備校での競馬仲間と言い合ったものである(書き忘れていたが、この年の私は浪人生です)。
実際、翌年以降のジャパンカップはG1未勝利の日本馬が連勝したのだから(レガシーワールド、マーベラスクラウン)あながち間違いでもなかったわけだが。

そういうわけで底力を見せたテイオーは、当然のように有馬記念に出走して1番人気に推され、当然のように私は1円も買わなかった。
その日は冬期講習だったので家で録画を見て、メジロパーマーの逃げ切りの前に何もできない◎ライスシャワーを見て「的場死ね」と思うと同時に、同じくボロ負けしたテイオーを見て「よくわからん馬だ・・・」と思った。
う~む、およそ受験を直前に控えた浪人生の行動じゃねえな(笑)。
こうして1992年は終わっていくのでありました。

次で最後です。
あの「伝説の有馬記念」です。

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