今更ながら竜王戦第２局。

今日も特に何も無い一日なので、先日書けなかった竜王戦第２局の話を。
第１局を制した森内名人挑戦者が制して２連勝とするか、渡辺竜王が制して１勝１敗のタイに持ち込むかという一局。

結果は森内の勝利。

相矢倉から後手番の森内が動いて、１局目と似たような形に。
そこから森内が「以前に渡辺が採用して結果を出した形」を採用。その後の中盤は難解な展開に見えたが、途中で渡辺に読み抜けがあったようで、渡辺が攻め続けるしかない展開に。しかしそれを森内がきっちり受け切り、終わってみれば森内が快勝した。

いや～～～、森内が「後手番」を制したのはめちゃくちゃ大きいと思う。
この二人は「２日制の将棋の先手番」で負けるイメージがあまり無いが、だからこそ、この“ブレークポイント”が大きいと思うのですよ。

次の第３局は森内の先手番。
ここで“普通に”森内が勝ってしまうと、七番勝負があっさり終わってしまうかもしれないなあ。