里見香奈、三段昇段！

書きたかった将棋界のニュースはこれ。

「里見香奈、女性として史上初の奨励会三段に」

というわけで、里見二段（かつ女流三冠）が今日の奨励会で三段昇段を決めた。７月に二段に昇段して、そこから１２勝３敗で一気に三段昇段まで駆け抜けていったことになる。

いや、これマジで凄いですよ。二段昇段まで時間がかかったのが嘘のような勢いだった。
今年は女流棋戦ではタイトルを３つ失ったが（まあ、２つ奪取してはいるのだけど）、そっちは適当に流していたのだろうか、なんてことも思ってしまう。

ただ、大変なのはここから。
三段リーグは、現時点では全３９人で半年の間に１９局を戦う長丁場のリーグ。
ここで上位２人に入らないと四段昇段（＝プロ棋士入り）はできないという狭き門だったりする。
さらに、ここで２６歳までに四段になれないと奨励会を退会しないといけない（リーグで勝ち越せれば退会を延ばせるけど）。今、里見は２１歳だからあと５年あるわけだが、長いような短いような時間である。
でも、ここまで来たら史上初の女性プロ棋士になって欲しいと強く思います。

あと。
話は全く変わるが、今日の阪神Ｃでずっと応援しているクラレント（７番人気）が３着に入って複勝４．９倍×５００円的中。
昨日の有馬記念の負けを取り返しました。ありがとう、クラレント！
・・・２着にかつてお世話になりまくったガルボ（１０番人気）が入って、複勝５．９倍つけたのは少し痛恨だったけど。
さて、これで今年の中央競馬は終了。これについての感想は、年末にでも書くとします。