王位戦第７局。

今日はまずは将棋の王位戦第７局。
羽生王位・四冠が勝てば王位防衛となり、木村八段挑戦者が勝てば３勝３敗（＋１持将棋）となる一局。

結果は羽生の勝利。

相矢倉から、羽生が飛車を見捨てての端攻めという超強気の攻めを敢行。
パッと見には「こんな攻めが続くの！？」と思ったが、巧みに攻めを繋げ、最後は木村玉をきっちり即詰めに討ち取った。
ちなみに、局後の感想では羽生は「飛車を捨てるのは無理があった」と語っていたらしい。ですよねえ（笑）。でも、それを繋げてしまうのが羽生の強さなんだよなあ。毎回書いてる気がするが。

というわけで、羽生の王位防衛で幕を閉じた。
ただ、正直なところ「木村では羽生相手は厳しいだろう」と思っていたので、木村はよく頑張ったと思う。

それにしても。
今年度（４月以降）の羽生は名人奪取→棋聖防衛→王位防衛、そして王座戦は防衛に王手をかけている状況。
凄いとは思うのだが、それだけに竜王戦挑戦権を得られなかったのが痛恨だったなあ・・・。
正直、王位戦や王座戦はどうでもいいから、竜王獲得に挑む羽生を見たかったです。今回挑戦する糸谷七段には悪いけど。