王将戦第６局。

今日は王将戦第６局２日目。
渡辺王将が勝って王将防衛を決めるか、郷田九段挑戦者が勝って奪取に逆王手をかけるかという一局。

結果は郷田の勝利。

角換わり（という戦法名です）から、先日行われた棋王戦第３局、王将戦第５局で「渡辺が先手番で勝った戦型」を郷田が先手番で採用。
この戦型を後手番で受ける渡辺は凄いと思った。なぜなら「この戦型は、俺なら先手でも後手でも勝てる」と言っているようなものなのだから。・・・まあ、負けたわけだけど（笑）。
ただ、「中盤～終盤は形勢不明の状況が続き、最後の最後で郷田の攻めに対する応手を渡辺が間違えて郷田が勝った」という将棋で、決して「郷田が圧倒して勝った」という将棋ではなかった。て言うか、間違えなければ渡辺が勝っていたと思う。

まあ、そんなこんなで３勝３敗のタイになり、決着は最終局に持ち越された。いいねえ、盛り上がってきましたよ。ここまで来たらどっちが勝ってもいいです。