今更ながら王座戦第1局。
今日の東京は久々に朝から晴れてるな~と思ったら午後には激しい雨が降って、すぐ止んでまた晴れて。夏らしい天気ではあります。
今日は特に何も無い一日だったので、水曜日に行われた王座戦の話でも。
羽生王座に佐藤八段が挑戦する今回の五番勝負。
毎年書いている気もするが、王座戦での羽生は「1992年に王座を奪取してから2010年まで18年連続で防衛し、2011年に防衛失敗したが翌年の2012年に挑戦者になって奪い返してその後も連続防衛中」という、ほぼ無敵の強さを誇る相性の良さ。
これに対する佐藤八段は27歳の若手で、今年A級順位戦(=名人挑戦者決定リーグ)に昇級し、その順位戦で開幕3連勝と勢いに乗っている。
その第1局は羽生の勝利。
先手番の羽生が横歩取り(という戦法名です)を採用するが、攻勢に出たのは後手番の佐藤。
いい感じに攻めているように見えたが、羽生がうまく凌ぎ、最後は一気に逆襲して羽生が寄せ切った。
実は「横歩取りでの後手番」は、佐藤は今年10戦全勝と得意にしていた。
その得意戦法にあえて踏み込んできっちり勝ち切ってしまう羽生。まさに“横綱相撲”である。
羽生は今年の6月以降、豊島(25歳)@棋聖戦、広瀬(28歳)@王位戦と20代棋士の挑戦を退けて来たが、佐藤も跳ね返されてしまうのだろうか。
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