王座戦決着。
今日は王座戦第5局(最終局)。
羽生王座vs佐藤八段挑戦者の対戦はここまで2勝2敗。今日勝った方が防衛or奪取となる大一番である。
結果は羽生の勝利。
先手番を握った羽生が横歩取り(という戦法名です)を選択。後手の佐藤は「vs横歩取りの後手番」を得意とする棋士だが、羽生は第1・3局に続いて3回目の横歩取りを選択。相手の得意戦法に踏み込んで勝ちに行く姿勢はカッコいいです。
佐藤が中盤に飛車を成り込んで好調に見えたが、羽生が飛車をぶった切っての反撃を始めると、そのまま一気に寄せ切った。鮮やかすぎる寄せに、ネットで棋譜を並べていて思わず「凄え」と声が出てしまいました。
というわけで、羽生が3勝2敗で防衛。3年連続3勝2敗での防衛となった。ここ3年、中村、豊島、佐藤と、20代のホープが挑み、あと一歩のところまで行くのだけど、羽生の牙城は崩せないなあ・・・。
あと、今年度も羽生は四冠(名人、棋聖、王位、王座)全ての防衛に成功しました。
たまにはタイトル挑戦してみやがれ、とは思わないでもないです。
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