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キングマンボ死亡に思う。

今日知って驚いたニュース。

「大種牡馬キングマンボ死す」

エルコンドルパサー(1998年ジャパンカップ勝ちなど)、キングカメハメハ(2004年日本ダービー勝ちなど)などを輩出した大種牡馬・キングマンボが死亡したとのこと。26歳だった。

キングマンボは、まず名前のインパクトが尋常ではなかった(笑)。
なんだよ「マンボの王」って。
それでいて、血統は父ミスタープロスペクター(これも大種牡馬)、母ミエスク(欧米でG1を10勝した超名牝)という超良血。このアンバランスさで、一発で印象に残った。

日本では、↑にも書いたエルコンドルパサーが大活躍したおかげでキングマンボ産駒が多く輸入された。
重馬場に強い産駒が多く、「雨が降ったらキングマンボ産駒を買え」というのは鉄則でもあった。

そして2004年には持ち込み馬であるキングカメハメハが圧倒的な強さでダービーを制覇。
「重馬場で強いキングマンボの仔が、ダービーを2分23秒台で勝つのか・・・」と呆然とした記憶がある。

海外産の馬でもレモンドロップキッド(アメリカのベルモントS)、アルカセット(2005年のジャパンカップ)などを輩出し、世界をまたにかけた大種牡馬であった。

その後、エルコンドルパサーは早世してしまい、活躍馬をあまり輩出できなかったが、キングカメハメハは活躍馬を輩出しまくり、キングマンボの血統を残すことに成功している。
おそらくはロードカナロアやドゥラメンテがキングマンボ→キングカメハメハの後の血統を繋いでいくのだろう。
欧米の良血の結晶であるキングマンボの血が、日本で残るというのも競馬の面白いところではあります。

安らかに眠って下さい。
合掌。

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