棋王戦第2局。
すっかり忘れていたが、昨日は棋王戦第2局が行われた。
第1局を制した渡辺棋王が勝って防衛に王手をかけるか、佐藤八段挑戦者が勝って1勝1敗のタイに持ち込むかという一局である。
結果は佐藤の勝利。
先手番の渡辺が横歩取り(という戦法名です)を選択し、序盤から激しい流れに。
ただ、序盤での数手のやり取りが渡辺にとって終盤に不利に働き、佐藤が制した。
昨年の羽生vs佐藤の王座戦の時も書いたが、佐藤は「先手が横歩取りを選択した時の後手番」で強く、本局もそれを立証した形。
「だったら先手は横歩取りを選択しなければいいのでは?」と思うのだが、「相手の得意の形を受けて立つ」のがタイトルホルダーとしての矜持というものなのだろう。
・・・まあ、それで負けたら意味無いのだけど。
というわけで、五番勝負は1勝1敗のタイとなった。
王将戦(郷田vs羽生)も2勝2敗のタイで面白い展開だし、将棋ファンにとっては楽しい日々が続きます。
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