読書の春。
先週の土曜日に大学に遊びに行った時に聞いた話で、もう一つ驚いたことがあったのを思い出した。
今、春合宿は2月に行っているんですって。
私が現役の時は3月だったが、今は就活が3月から始まる関係で2月に行っているらしい。時代の流れですなあ。
話は変わって。
先週から、なんとなく「図書館で本を借りて読書に耽る」ということを始めてみた。
家では、息子がいる時はテレビは見られないので(嫁さんが「乳幼児にテレビを見せ過ぎるのはよくない」と言っていて、私も同意している)、家事を済ませてからこのブログを書いて、ネットを見るぐらいしか楽しみが無い。
だが、それだけでもつまらんので、本でも借りてみようかと思った次第である。幸いにも、会社からの帰り道に図書館があるという、本を借りやすい環境でもあるし。
というわけで、先週末に「贖罪」(湊かなえ)を借りて、昨日読破した。
湊かなえ作品と言えば「告白」が有名で、私も持っているが、他の作品は読んだことが無かった。
そういう理由で読んでみたわけだが、「告白」と同じような独白形式で書かれている作品で読みやすかった。まあ、人が死にまくる(て言うか、殺されまくる)ので、“重い”作品ではあるが。
最近は「イヤミス(=読んだ後に嫌な気分になるミステリー)」という言葉があるらしく、湊かなえは「イヤミスの女王」と呼ばれているらしいが、個人的には「告白」もこの「贖罪」も読後感は悪くなかった。
「告白」は悪事を働いた者が報いを受けたし、「贖罪」はラストで犯人が明らかになった。
確かに、登場人物が“心の醜さ”的なものをさらけ出しまくっているあたりは嫌な気分になる人がいてもおかしくないが、リアリティ、というか“人間らしさ”を描けていると思った。
こんな感じで、いろんな作家の本を借りまくってみようと思います。
| 固定リンク
「自分の話」カテゴリの記事
- ワイヤレスイヤホン。(2024.09.17)
- 朝顔。(2024.09.09)
- クイックスタート。(2024.09.05)
- 上司の病気の話。(2024.09.03)
- ウソ。(2024.09.02)
コメント