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王座戦第1局。

現在はW杯アジア最終予選の日本vsタイが行われているが、試合終了は日本時間の23時を過ぎるので、感想は明日にでも書く。
ちなみに現時点で前半を終えて1-0。早く追加点が欲しいところではある。

今日は王座戦第1局が行われた。
羽生王座に糸谷八段が挑む五番勝負である。

羽生は王座戦に異常に強いことで有名。
1992年に王座を奪取してから2011年に渡辺(現・竜王&棋王)に奪われるまで18年連続で防衛し、奪われた翌年には渡辺から奪い返してそこから3年連続防衛中である。
ただ、ここでもず~っと書いているが、今年の羽生は不調なので、得意の王座戦ではあるが今回は厳しいかも、とは思っている。

その第1局は羽生が勝利。

後手番の糸谷が一手損角換わり(という戦法名です)を選択。
中盤に羽生が銀を見捨てて無理やり飛車を奪う攻めを敢行し、これで羽生が優勢に。結局そのまま羽生が押し切った。
終わってみれば羽生の強気の攻めが光った一局。銀を損しても指せるという大局観が素晴らしかった。

というわけで羽生がまず1勝。
「王座戦に強い男」は今年も健在なのだろうか。

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