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王座戦第3局。

今日は王座戦第3局。
羽生王座が勝ってストレートで防衛を果たすか、糸谷八段挑戦者が勝って巻き返すかという一局。

結果は羽生の勝利。

相矢倉から後手番の糸谷が急戦を仕掛け、序盤から定跡形を外れた展開に。
中盤からは羽生が駒をどんどん進めて糸谷陣に攻め込み、糸谷も反撃するが効果は薄く、終わってみれば羽生が圧勝した。

今日みたいな定跡から外れた将棋だと地力勝負になるわけだが、そうなるとやはり羽生が強いぞ、と。
100手目以降の、糸谷の反撃をかわしながら桂馬を捌いていく指し回しは「凄え」と思った。

というわけで、羽生が3連勝でストレート防衛。
これで王座戦での羽生は、1992年に福崎(現九段)から奪取して18年連続防衛し、2011年に渡辺(現竜王・棋王)に奪われたが翌2012年に奪い返し、それから今日で4年連続防衛。
毎年書いてる気もするが、「王座戦の羽生」はどうにもならない強さだな・・・。

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