噓つきはどっち？

先日報じられた「三浦九段のスマホ不正使用疑惑」だが、今日は三浦本人がＮＨＫのインタビューに答えたとのこと。

「三浦九段　不正していない」

まあ予想通りだが、本人はソフトの使用を否定した。
そして「所有するスマホとパソコンの全てのソフトを撮影した画像を連盟に提出した」そうだが、「画像を提出してどうするんだ」と思ったのは私だけではないはず。
正直、「画像を提出すれば大丈夫」と考えるレベルの三浦が、スマホを使いこなせるのだろうか、とは思った（笑）。

て言うか、疑いを晴らしたいのだったらスマホを提出して、対局の時にスマホ（あるいはアプリ）を起動していなかったとか、電話やメールをしていなかったことを証明するしかない。
将棋連盟はそこまでさせる権限は無いだろうから（無いよね？）、三浦自身がそうしない限りはこの疑惑は晴れないだろう。

ただ、将棋連盟側も「三浦が怪しい」と断じた根拠を何も提示できていないのはいかがなものかと思う。
もしも何の証拠もなく、「いろんな棋士が怪しいと言っているので」ぐらいの根拠で三浦を出場停止にさせたのだとしたら、それは問題である。

そもそも、「三浦の出場停止」は、「三浦が『疑われたままでは将棋が指せないので休場したい』と言ったのに、休場届を出さなかったから」なのだが、今日の三浦は「休場したいとは言ってない」と言っているらしい。

さ～て、どちらが嘘をついているのでしょうか。
なんにせよ、将棋連盟は公益社団法人として税制の優遇措置を受けている立場である。
公益社団法人は公益性があるのだから、情報は包み隠さず発表してもらいたいものです。