父、死す。

突然だが、今日の午前1時42分、父が亡くなった。78歳だった。
父は、2年前の7月に肝臓ガンを患い、肝臓を半分除去した。その結果、ガンは直ったのだが、体力が著しく低下し、ヘルパーさん無しでは生活もままならない状況となった。
その後も体調を崩しがちになりながらもなんとかやってきたが、先月の中旬に自宅で意識を失い、そのまま入院し、回復することなく息を引き取った。

実は、今週の火曜日の夕方に病院から「血圧が低下し、腎機能も低下して尿がほとんど出ておらず、翌朝までもたない可能性が高い」と言われていた。
なのですぐに帰宅し、病院に行ったが、そこから進展がない。
幸いにも、私の自宅から病院までは徒歩3分なので、「一度帰宅するので、本当に危なくなったら連絡下さい」と伝えてその日は帰った。

結果、普通に水曜日の朝を迎えた。
ただ、さすがにそろそろ限界だろうとは思った。

そして、木曜の早朝、病院から「血圧がさらに下がった」と連絡があり、ああ、ついに限界か、私の結婚記念日に重なったなあ、とか思っていた。

結果、日中は何も起きなかった。
ただ、バイタルの数値は明らかに低下していた。

そして今日の0時50分に病院から連絡を受けて、父の病室に行くと、さすがに絶望的な数値が示されていた。で、冒頭の結果となる。

まあ、よく粘った。
尿が出なくなって5日間生き延びたことには、主治医の先生も驚いていた。
今頃は「あっち」で母親と再会しているのだろうか。母親は「もう来たの！？」とぼやいていることだろう（笑）。

さて、通夜は8日で、告別式は9日。
その他にもやることいっぱいなのだが、今日は遺体の移動の立会いとか、葬儀の打ち合わせとかしまくって疲れた…。
というわけでとっとと寝ます。