さらば、羽生。
今日も今日とて東京の選手の移籍話。
「羽生直剛選手 ジェフユナイテッド市原・千葉へ完全移籍のお知らせ」
チーム最年長のMF羽生の千葉復帰(10年ぶり)が決定した。
これも噂にはなっていたのでそれほど驚きは無い。
羽生が移籍したのは2008年で、その頃は攻撃的MFだったが、その後はバランサーだったりボランチだったり、「頭脳的なMF」としてプレーした。
2015年のフィッカデンティ体制2年目は、当初はベンチ外だったが、バランサーとして中盤に無くてはならない存在となったのには驚いた。
確実に体力は落ちていたと思うが、「サッカー脳の高さ」でスタメンを勝ち取り、羽生がいたからこそ2015年の東京は守備が安定していて強かった。
羽生の印象的なプレーは、2008年のvsヴェルディ戦で炸裂したミドルシュート、2011年のJ2でのvs富山戦での決勝ゴールもよかったが、個人的には2015年のvsガンバ戦での決勝ゴールのアシストを挙げたい。
カウンターで自陣から走り、ニアにいるFW前田の頭を越えるクロスを上げて、ファーに走りこんでいたFWバーンズがダイビングヘッドを決めたシーンだが、チャンスと見るやひたすら走り、冷静にゴール前の味方を見てクロスを上げた羽生にシビれた。
こういう落ち着いたプレーができる選手が東京からいなくなってしまうなあ・・・。
今年も残留してくれるかと思ったが、コメントを読む限りは現役最後の集大成として古巣である千葉でチャレンジしたい模様。それは誰にも止めようがない。千葉はJ2暮らしが長くなってしまったが、J1昇格の立役者になるくらい活躍して欲しい。
そして、いつか指導者として東京に帰って来てくれると嬉しいです。
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