エプソムＣとマーメイドＳの予想。

明日はエプソムＣ＠府中とマーメイドＳ＠阪神。

エプソムＣは現在アストラエンブレムが１番人気。
重賞未勝利のこの馬が１番人気というのはやはり意外。このレースは１番人気が強いのだが、さすがに買う気がしない。

エプソムＣは「過去のエプソムＣで好走した馬がまた好走する」、いわゆるリピーターレース。なので、過去のエプソムＣで好走した馬を素直に買う。

◎フルーキー。

現在９番人気。
昨年の２着馬（ついでに一昨年は４着）だが、１年半ほど勝利から遠ざかっている７歳馬なのでこの人気も仕方ないか。
ただ、前走の新潟大賞典ではトップハンデながらメンバー中で最速の上がりを使って４着。
まだ衰えきってはいない。展開さえハマってくれれば上位争いは可能と見る。

他に気になるのは昨年のこのレース３着のマイネルミラノ（７番人気）、１８００ｍ戦で複勝圏内を外したことが無いクラリティスカイ（５番人気）＆クラリティシチー（１３番人気）のクラリティ兄弟。
◎の単複と、この４頭のワイドを買います。

マーメイドＳは、中山牝馬Ｓでお世話になったトーセンビクトリー（１番人気）が出走。
中山牝馬Ｓの時も書いたが、この馬は少し出走間隔を空けた方が走る馬。今回は４月の阪神牝馬Ｓ以来の出走で、条件的には文句無し。トップハンデは気になるが、迷わず◎にする。

あと、マーメイドＳはここ３年「パールＳ（準オープン）でそこそこ走った馬」が３年連続で連対している。
となれば迷わず買いたいのがパールＳで４着だったバンゴール（６番人気）。
０．３秒差なら「そこそこ走った」うちに入るだろう。
鞍上の荻野は２年目の若手だが、昨年２０勝だったのが今年はすでに２４勝（東西リーディング１９位）。重賞勝ちは無いが、狙う価値はあると思う。
さらに、バンゴールの祖母はローズバド。２００３年のマーメイドＳの勝ち馬である。血統的にも面白い一頭である。

ところで。
トーセンビクトリーの母はトゥザヴィクトリー。
トゥザヴィクトリーとローズバドと言えば、２００１年エリザベス女王杯の１・２着である。ハナ差で明暗を分けた名勝負だった。その２頭が１６年の時を経て、娘と孫娘で対決するというのも面白い話である。
というわけで、馬券はこの２頭で買います。

・・・なんか、先週までのＧ１連戦よりよっぽど熱く語ってるな（笑）。