クラレント引退。
今夜は「野際陽子死去」という驚きのニュースがあった。
ちなみに野際陽子は立教大学出身なので、私から見れば大先輩。「ずっとあなたが好きだった」の熱演はよく覚えてます。
合掌。
さて、昨日寝る前に知って衝撃を受けた話。
現役馬では最も大好きな(歴代の大好きな馬ランキングでもトップ10には入ると思う)クラレントが、安田記念後に屈腱炎を発症し、引退することが決まった。
これはかなりショック。
2走前の京王杯スプリングCで2着に激走し、まだまだやれるところを見せていただけに残念である。
ただ、もう8歳と高齢でもあり、もう休ませてもいいかな・・・とも思う。
クラレントは、2011~12年のPOGでドラフト1位指名した馬である。
クラレントの半兄リディルはデイリー杯2歳Sを勝った後に故障したが、クラレントはリディル以上の器という寸評を鵜呑みにして指名し、獲得した。
結果、デビューから2連勝でデイリー杯2歳Sを制覇。自分の見る目は間違ってなかったと喜んだ。
しかしその後は低迷してしまい、「超早熟だったのかな・・・」と思ったが、NHKマイルCで15番人気ながら3着激走。この時は会社の基幹システムの立ち上げで、5月連休返上で仕事だったのだが、仕事を抜け出してワンセグで見てかなり興奮したのを覚えている。
その後は4~5歳時はマイル路線で安定して活躍。
5歳時はサマーマイルチャンピオンも取ったなあ。美味しい馬券をいくつも取らせてもらった。
6~8歳時はさすがに衰えを見せたが、「1年に1回だけ人気薄で激走して複勝で穴を開ける」という技を見せてくれた。
結果、「7年連続でクラレントの馬券を当てる」という面白いことを実現してしまった。
「個人的に長い間お世話になった馬」というとトウカイトリックがいたが、「1年間で1回も馬券にならなかった年」とかあったからなあ。そういう意味では「7年連続」というのは大記録だと思う。
あと、41戦で重賞6勝していながら「1回も1番人気にならなかった」というのもある意味凄いことだと思う。だからこそ馬券的には美味しかったのだけど。
引退後は種牡馬にはならず、乗馬となるらしい。
まあ、血統的に種牡馬にしても需要は無いし、妥当な判断ではある。これからの余生はのんびり過ごして欲しいです。
お疲れ様でした、クラレント。
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コメント
お久しぶりです。クラレント引退ですか。
小倉に引っ越して4年間東京競馬場に行かなかったのですが、
橋本マナミを見に、2015年の毎日王冠で久々に府中に
行きました。その時、唯一買ったのがクラレントの単複のみ。
残念ながら、種牡馬にはなれないとの事ですが、
悠悠自適な生活を送って欲しいです。
ところで、レッドエレンシアの事ですが、ロードカナロアの間に生まれた長男(1歳)はセレクトセールに出すみたいです。東サラは買わないのでしょうか?
ちなみに4月にオルフェーヴルの長女を産みました。今年はタピットの子供のクリエイター2との交配です。
投稿: ノブリン | 2017年6月18日 (日) 11時21分
>ノブリンさま
エレンシアの初仔はセレクトセール行きなんですね。
まあ、デキがいいからセレクト行きになったと前向きに考えましょう。
投稿: るな(ブログ主) | 2017年6月19日 (月) 20時09分