厳しい世の中。

今日の仕事中、嫁さんから電話が入った。何かあったのかと思ったら、こういう電話だった。

息子と一緒に池袋に出掛けた（今日、息子は皮膚科に行くので保育園を休んだ）。
レストランで昼食を食べていたら、息子がスパゲティを床に落として泣いてしまった。
すると隣の席のばあさんが「うるさい！しつけがなってない！」と怒鳴った。
いや、２歳児にしつけどうこう言っても無理。泣かない子供なんていないし。もう池袋は二度と行かない。

というグチを聞かされた。
もう一度書くが、私は仕事中です。「知らんがな」と言いたいところをグッと堪えた自分をまずは褒めたい（笑）。

まあ、子供の泣き声がうるさいという気持ちはわかる。事実、うるさいわけだし、そこは否定しない。
ただ、それを「仕方ないもの」と許容できないのは大人としていかがなものか、とは思う。別に私が現在育児真っ最中だから言うわけではなく、独身の頃からそう思ってます。

そもそも、レストランで他人に対して「うるさい！」とか怒鳴るような輩にしつけとか礼儀をどうこう言われたくない。その場にいればそう言い返すところである。
ついでに「子供の泣き声が嫌なら高級レストランにでも行けば？そんなお金があればですけど」ぐらいの嫌味も言っただろう。

一応、世の中こういう年寄りばかりではないとは思っている。自宅の周りのおじいちゃん・おばあちゃんは、うちの息子が散歩しているのを見ると優しく微笑んだり語りかけてくれる人ばかりだし。
ただ、今日のような事態を聞くと「今の日本は子育て世代に対して厳しい」ということを実感してしまう。
私はこういう年寄りにはならないようにしたいし、もしもこういうことを言う輩に遭遇したら子育て側を助けてあげられるようにしたいと思う。

・・・と書いてみて思ったが、世間一般は「子供を静かにさせられないなら外で食事するな」という声の方が大きいのかねえ。
人によっては私は「逆切れしてる人」に見えるのかも。もし私が有名人だったら炎上するんでしょうな（笑）。