王位戦第2局。
続いて将棋の話。
昨日は王位戦第2局が行われた。
菅井七段挑戦者が勝って2連勝とするか、羽生王位が勝って1勝1敗のタイにするかという一局。
結果は菅井の勝利。
立ち上がりから先手番の菅井が変則的な三間飛車に構え、巧みな指し回しで優勢に。中盤からは一気に攻めて、羽生の飛車・金銀を機能させないまま、終わってみれば圧勝。
終局時の持ち時間の差は3時間ほどあり(菅井が3時間以上残して、羽生は10数分)、それだけ見ても圧倒的な差だったことがわかるという、「菅井強え~」としか言いようがない将棋だった。
とにかくこの将棋は菅井の指し回しが素晴らしかった。
私も三間飛車を指すが、「一度は相手の飛車に対して金で受け止めて、局面が落ち着いてから自陣を固める」という指し回しはとても参考になった。
七番勝負が始まる前は「今回も羽生が若手の挑戦を跳ね返すパターンだろう」ぐらいに思っていたが、「菅井2連勝」となると、このまま一気に行ってしまうかもしれない。
そう思わせる第2局でした。
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