行く人来る人。

今日はＦＣ東京の新加入選手が３人発表されたが、その前に「出て行く選手」の話を。

「阿部拓馬選手 蔚山現代ＦＣへ完全移籍のお知らせ」

一昨日発表されていたが、ＦＷ阿部の移籍が決まった。
Ｋリーグの蔚山というのは意外だったが、他のＪ１のチームではなかったので少しホッとした。

阿部は城福監督就任に合わせて昨年移籍してきた。
試合に出ればそこそこ活躍していたが、度重なるケガに泣かされ、城福は解任され、今年に入って大久保・永井・ウタカ等が補強されたことで出番は減っていた。正直なところ「想定内」の移籍ではある。
ただ、阿部は「ボールを持ったらドリブルで突破を図る」タイプのＦＷで、こういうタイプは好きなので、残念な気持ちは強い。

さて、新加入選手は下記の３人。

「ジャキット選手 期限付き移籍加入のお知らせ」
「リッピ ヴェローゾ選手 新加入のお知らせ」
「チャン ヒョンス選手 完全移籍加入のお知らせ」

まずジャキットは東京が提携しているバンコクユナイテッド（タイ）の２０歳のＭＦ。
まあ、「戦力としての獲得」ではないと思うが（Ｊ３のＵ－２３なら戦力になるかもしれないが）、タイとのコネクションをキープする為に頑張って欲しい。

続いてリッピは２０歳のブラジル人ＭＦ。
これまで所属していたクラブは、パルメイラスとかフラメンゴとか超名門ばかり。きっと凄い素質の持ち主に違いない。そうであって欲しい（笑）。

最後にチャン・ヒョンスだが、２０１４年まで東京に在籍していた韓国人ＤＦ。
その後は韓国代表に選出されるまでキャリアを重ねてきた。これは文句無しの補強である。ＤＦ森重が負傷で離脱した今、ヒョンスには期待せずにはいられません。

ただ、ねえ。
ここ数年、他チームから獲得した選手がほとんど残っていないという現実はあるのですよ。
ジャキットはともかく、残りの２人は３～４年は在籍して欲しいなあ・・・。