王座戦第1局。
昨日の話の続き。
まず、将棋の王座戦。
改めて書くと、羽生王座に中村六段が挑む五番勝負である。結局ブログを書いた後も熱戦は続いた。
結果は中村の勝利。
昨晩のブログを書いた辺りでは、「羽生の攻めを中村が凌いで有利」という状況だった。
その後の展開だが、「羽生が細かく攻めを繋ぎ、気がついたら中村の金銀を奪いまくり、自陣も安泰の必勝形」→「中村が最後のお願いとばかりに攻める」→「羽生は受け切れば問題ないところをなぜか攻め合う」→「秒読みに追われたのか、羽生が大悪手を指してしまう」→「中村大逆転勝利」という結末。
昨晩はabemaTVで生放送していたので終局まで見届けたが、終わったのは23時頃だった。
それにしても羽生の衰えを感じずにはいられない将棋だった。
確かに時間が無い状況ではあったが、あの局面から負けるかあ?とは思った。
そして最も驚いたのは、「投了した時点では、まだ粘る余地があった」ということ。昔だったら、最後の最後まで粘るのが羽生だったのに(それこそこの日の中村のように)、その粘りも無くなったのか・・・と思った。
もちろん、中村の粘りも賞賛されるべきではある。絶望的な局面から投了しないで粘る姿勢は見習いたいものです。
というわけで中村がまずは1勝。
ただ、この1勝はただの1勝ではないと思う。
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