王座戦第4局の感想。
昨日行われた王座戦第4局。
中村六段挑戦者が勝って王座奪取なるか、羽生王座が勝って防衛に逆王手をかけるかという一局。
勝ったのは中村。
角換わり(という戦法名です)から羽生が積極的に動くが、直後の中村の自然な対応がめちゃくちゃ厳しく、中村が優勢に。結局そのまま中村が押し切って王座奪取を決めた。
羽生の構想に疑問があったとしか言いようがない将棋だった。
というわけで中村が王座奪取。
第1局のクソ粘りから大逆転勝ちしたのが大きかった。あれでこの五番勝負の流れが決まったと言っても過言ではない。
ただ、「中村強いな~」と思える将棋はあまり無かった感じ。正直、「羽生の自爆」で終わった王座戦だったと思う。中村にはもう少し安定感を求めたいです。
さて、この結果、羽生が所持するタイトルは棋聖だけになった。
ちなみに羽生のタイトル所持数が一つだけになったのは13年ぶり。
もうすぐ竜王戦に挑戦するので二冠に戻す可能性はあるが、もしも竜王挑戦に失敗すると来年には「タイトル0」になるかもしれない。
まあ、“衰え”なのかねえ・・・。
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