スプリンターズSと凱旋門賞の感想。
では昨日の話だが、まずは競馬の話を振り返る。
サッカーの話は明日にでも書きます。書くほどの内容でもないのだが(笑)。
昨日はスプリンターズS@中山と凱旋門賞@シャンティイ。
まずスプリンターズSだが、勝ったのは1番人気に応えてレッドファルクス。
中団に構えて直線で外に持ち出すと鋭く伸び、最内から伸びていたレッツゴードンキ(2着/5番人気)をクビ差できっちり差しきった。
それにしてもファルクスの直線の脚は見事だった。「他の馬が止まって見える」ぐらいの脚だったと思う。この後はマイルCSに向かうのだろうか。今年の安田記念で3着になったわけで、決してマイルがダメということも無いだろう。今のマイル路線なら充分勝ち負けできると思う。
あと、やっぱり「G1でのデムーロ」は信用できるということを再確認しました。
続いて凱旋門賞だが、勝ったのはこちらも1番人気のエネイブル。
最後の直線で早めに先頭に立って、そのまま押し切った。「横綱相撲」の勝ち方でこのメンバーでは力が違いすぎた。
エネイブルは父ナサニエル~祖父ガリレオ~祖々父サドラーズウェルズという、欧州の主流血統。そして母父もサドラーズウェルズで、要するに「サドラーズウェルズの2×3」という配合。こういうコッテコテの近親配合は時としてバケモノ的な強い馬が産まれるが、これもそういう馬なのだろう。
日本から参戦したサトノダイヤモンド&サトノノブレスは15着&16着(出走は18頭)という大惨敗。
厳しいレースになるとは思ったが、全く見せ場無く終わった。ネットでも散々言われているが、ディープ産駒では凱旋門賞で走れるほどの「パワー」が足りないのだと思う。
正直、「府中や京都で好走したディープ産駒」は、フランスに持って行くだけ無駄と言い切ってよさそう。
て言うか、日本競馬の主なレースが「パワーの要らない軽い芝」で行われているのに、その中で「パワーが必須の重い芝」で行われている凱旋門賞を目標にするというのは根本的に間違っている。
本気で凱旋門賞を勝ちたいのであれば、かつてのエルコンドルパサー(1999年凱旋門賞2着)のように「欧州に長期滞在して、馬体を欧州仕様にする」か、オルフェーヴル以上のバケモノの登場を待ち続けるしかないと思う。
さて、馬券は馬連17.6倍を的中。
「高松宮記念実績馬を素直に買う」方針が見事にハマった。来年もこの方針は忘れないでおこうと思う。
その勢いで買った凱旋門賞は全くいいとこ無し。エネイブルを消したのだから仕方がない。
とりあえず、秋G1の初戦を的中で飾れたのは素晴らしい。
この勢いを持続したいと思います。
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