デムーロのＧ１での大活躍に思う。

今日の会社で、「昨日のデムーロ凄え」という話で盛り上がった（笑）。
話し相手の先輩は競馬歴は浅いのだが、そういう人にもデムーロの騎乗技術の凄さはわかるようだ。

さて、エリザベス女王杯が終わったあたりから「デムーロが凄すぎて、Ｇ１が馬の能力検定になっていないのでつまらん」という意見をネットで（て言うか５ちゃんで）見かける。

気持ちはわからないでもない。
「予想するのが楽しい」という人（私もそうです）にとって、「散々悩みまくって導いた結論が、デムーロの神がかり的騎乗でぶち壊される」というのを毎週やられれば「つまらん」と思ってもおかしくはない。

ただ、個人的には「つまらん」ということは全く無い。
「馬の能力を引き出す騎手の手綱捌き」というのも競馬の醍醐味だと思う。
むしろ「馬は能力があるのに、下手くそな騎手のせいで能力が発揮できない」のを見せられる方がよっぽどつまらん。スローペースなのに控えて大外ぶん回して届かないとか、インを突いて前が壁になって追えないとか。福永、お前のことだよ（笑）。

そういうわけで、今の「デムーロがＧ１で暴れまくっている状況」に関しては別にどうも思わないです。
まあ、デムーロのライバルとなる騎手がいない、いるとしても外国人騎手という状況は少し寂しいけれど。