竜王戦第5局。
今日は竜王戦第5局2日目。
羽生棋聖挑戦者が勝って竜王を奪取するか、渡辺竜王が勝って巻き返すかという一局。
結果は羽生の勝利。
角換わり(という戦法名です)の序盤に、羽生がいきなり銀をぶつけて仕掛ける。その後はお互いの攻防が続くが、手順に自陣を堅くした羽生が一気に攻めて最後は大差で圧勝。
終わってみれば、羽生の完璧と言っていい指し回しの将棋だった。
この結果、羽生が4勝1敗で竜王奪取を成し遂げた。
そして、竜王在位7期目となり「永世竜王」の有資格者となり、新設された叡王以外のタイトル七冠全ての「永世資格者」となった。
当然だが、この「七冠全ての永世資格者」となったのは羽生が初めて。空前絶後の大記録である。
正直、ここ数年は“衰え”も見えていて、もう1回竜王になるのは厳しいかと思っていた。
竜王戦に関しては、2008年に3連勝から4連敗でタイトル奪取に失敗とか、2014年に挑戦者決定戦まで行きながらそこで敗れて挑戦者になれないとか、運の無さもあったし。
そんな状況で、今回竜王を奪取したのは「凄え」の一言。
歴史に残る大記録達成を見られてとても嬉しいです。
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