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キタサンブラック引退に思う。

今日は会社で9時から会議があり、これに絶対出席しなくてはならない為、いつもより1時間早く起きて息子を保育園に預けてから出社。
「1時間早く起きたら息子はぐずるかな・・・」と思ったが、起きてから少し遊ばせたらすぐに朝ごはんを食べてくれたので助かった。

今日は特に何も無い一日だったので、昨年の年度代表馬となった(今日発表された)、キタサンブラックの思い出を。

キタサンを初めて買ったのは皐月賞。
「無敗のスプリングS勝ち馬が4番人気なら買うべき」と思って◎にした。結果は3着で複勝2.9倍を的中。この頃は、こんなに勝つとは思わなかったなあ・・・。

その後、菊花賞は「母父サクラバクシンオーで買う気はしねえ」と無視したらあっさり勝たれ、その後もなかなかこの馬での馬券は取れなかった。
最も衝撃を受けたのは2016年のジャパンカップ。「脚質的に府中は向かない」と無視したら圧勝されてめちゃくちゃ驚いた。

ここに来てようやく「もしかしたらキタサンってめちゃくちゃ強いんじゃね?」と思い、2017年は素直にキタサンを買うようにした。
結果、大阪杯、天皇賞(春)、有馬記念を当てることができた。もう少し早く気づけたらなあ。

さて、「キタサンって強かったのか?」というのはよく言われる話である。
個人的には「弱いわけないだろ、バカ」と思っている。
「キタサンの強み」は、先行できて、ロングスパートで押し切れるところで、それが直線の長い府中でもできるということ。ペース判断がしっかりできる騎手が乗れば、どんな馬が相手でも勝負できると思う。
私が見たことある馬で、2400m前後のレースをさせたら、という条件では歴代ベスト10には確実に入る。ベスト5に入るとは言えない。そのぐらいの強さだと思います。

あと、今年の凱旋門賞はやっぱり使って欲しかった。
天皇賞(秋)の超不良馬場での勝利を見て、「絶対に欧州馬場の適性があったよなあ・・・」と思った。勝てなかったかもしれないが(そしてその可能性は高かったと思うが)、それでも一度は見てみたかった。

そして今後は種牡馬生活に入る。
ただ、ここは厳しいことになりそうな気はする。
キタサン自身は先行馬だったわけだが、「先行馬が種牡馬になる」と、たいていはパワー型の種牡馬になり、キレ味のある産駒があまり出ない。具体的にはダイワメジャー産駒のイメージです。まあ、こればっかりはやってみないとわからんけど。

何はともあれ、無事に引退できてよかった。
お疲れ様でした。

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