ヘヴィータンク。

今朝、上の息子が自分から起きてきて「起こす手間が省けてラッキー」と思っていたら、せき込む＆鼻が詰まって苦しそうな状態。
熱は無いので、いつもなら保育園に行かせるところだが、今日の東京は午後から風雨が強くなる予報だったし、明日は保育園の遠足というイベントが控えているので、大事を取って休ませた。
私が病院に連れて行って（会社は午前半休にした）、薬をもらって家で安静にしているはず。明日には少しは回復しているといいのだけど。

今日はそれ以外には特に何も無いので、昨日の気になった話を。

昨日は弥生賞＠中山が行われたわけだが、注目されていた馬がいた。

ヘヴィータンクである。

この馬、昨日が初出走だった。
初出走が重賞というのは、１９８４年のグレード制導入以降初めて。て言うか、出走させようと思わないのが普通である。
で、結果はブービーの馬から２０秒以上離されての超ボロ負け。初出走にしてももう少しなんとかならんか、と言いたくなる結果だった。

さて、なんでこんな馬が出走したの？と思うだろうが、理由はどう考えても「出走奨励金狙い」だろう。
これは１０着の馬まで出るのだが、昨日は１０頭立てだったので、ヘヴィータンク陣営は１０着の出走奨励金を１０８万円（たぶん）ゲットしている。

まあ、少頭数の競馬になることを見越してこういう馬を出走させたのだろう。
この馬を管理している森調教師の「作戦勝ち」だとは思うし、ルールに反しているわけでもない。
ＪＲＡとしても、１頭でも出走頭数が多いほうがその分馬券が売れるわけで（実際、ヘヴィータンクの馬券もトータルで数百万円は売られている）、森調教師に文句を言うつもりもないだろう。

でも、なんだかなあ、とは思うのですよ。
せっかくの好レースに水を差された感はどうしてもある。

やはり、重賞レベルのレースは、少なくとも初出走の馬の出走は禁じて欲しい。
今回の件を契機に、ルールの見直しが行われることを願います。