6人プレーオフ。
まず、A級順位戦の最終結果を。
あの後、久保が深浦に負け、結局6勝4敗で6人(稲葉、羽生、広瀬、佐藤康、久保、豊島)が並び、6人でのプレーオフとなった。
「11人での総当たりリーグ戦で6人が6勝4敗で並ぶ」なんて、どんだけ実力拮抗なんだよ、と思う。
さてそのプレーオフだが、「昨年の成績で設定された順位に応じて」決められて、以下の通り。
まず、久保vs豊島。その勝者が佐藤康と対戦。その勝者が広瀬と対戦、その勝者が羽生と対戦。その勝者が稲葉と対戦し、勝者が名人挑戦者となる。
そう、昨年の成績がすっごく重要なのですよ。
久保or豊島が名人挑戦者になる為には5連勝が必要だが、稲葉は1勝でいい。これは「B級1組からの昇級組だった久保&豊島」と、「昨年の名人挑戦者だった稲葉」の差なのです。
しかし、このプレーオフ、超過密日程になりそうだな・・・。
ところで、残留争いだが、最終的には渡辺と行方の降級が決まった。
やはり永世竜王の渡辺が降級したというのは大きいニュースか。
渡辺は三浦との直接対決で負けて降級が決まったわけだが、「渡辺と三浦」と言えば、「三浦がソフトを不正使用していると渡辺が告発した」という、超因縁の対決。
その一局で渡辺が降級するというのも、運命を感じる。
そんな感じで楽し過ぎるA級順位戦最終日でした。
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