叡王戦第3局。
現在、嫁さん&上の息子は、3月まで通っていた保育園のママ会に参加し、私と下の息子で留守番中。
そして下の息子はぐっすり昼寝中なので、この隙にブログを更新する。
昨日は叡王戦第3局、高見六段vs金井六段が行われた。
高見が勝って初タイトルに王手をかけるか、金井が勝って巻き返すかという一局。
勝ったのは高見。
相掛かり(という戦法名です)から激しい殴り合いになったが、気がついたら高見が中央突破して金井陣をぶっ壊していた。金井に何か錯覚があったのだろうか、という一局。
で、この将棋は実は指し直しの一局で、この直前に指した将棋は千日手になったらしい。
棋譜を見れないので多くは語れないが、金井が優勢だったのに勝負の場面で踏み込めずに千日手に「持ち込まされた」模様。高見としては、不利だった将棋を指し直しに持ち込めたのだから、指し直しの一局はやりやすかったろう。逆に金井は気持ちを切り替えられなかったのかもしれない。
先週の名人戦で、羽生が自陣のピンチ度を見切って攻め込み勝利したのを見ると、「ギリギリのところで勝てるかどうかを見切れる」というのが一流棋士なのだと改めて思う。
というわけで高見が3連勝して初タイトルに王手をかけた。
これはもう「高見初代叡王」はほぼ確実ですかねえ。
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