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叡王戦第4局。

今日の東京は太陽がほとんど出ず、すっきりしない天気。
今日は九州と四国で梅雨入りしたらしいが、東京もそのうち梅雨入りするのだろう。例年よりは少し早いのかなあ、という感じ。梅雨に入ると、風呂場の乾燥機能に頼ることが増えそうだなあ。

先週の土曜日は将棋の叡王戦第4局が行われた。
高見六段が勝って4連勝で初タイトル獲得となるか、金井六段が勝って意地を見せるかという一局。

結果は高見の勝利。

相矢倉から中盤では金井が駒得して有利だったが、終盤に入って高見が猛攻を仕掛けると金井が応手を誤って逆転。そのまま高見が寄せ切った。
この叡王戦でよく見られた、「金井が有利になるけど終盤で持ち時間がなくなって悪手を指して逆転される」パターンだった。
まあ、悪いなりに粘って逆転を狙う高見の執念が勝った、ということなのだろう。

というわけで「高見叡王」が誕生した。
高見は立教大学卒業で、立教出身の棋士としては初のタイトルホルダー(のはず)。立教出身の人間としては嬉しいです。

さて。
将棋のタイトルは叡王以外にも竜王、名人など7つあり、契約金の額により序列が決まっている。
そして叡王の序列は、8タイトルの中で第3位。
つまり、現時点で高見は「羽生竜王・棋聖、佐藤天彦名人の次に偉い棋士」ということになった。この二人以外の対局なら、上座に座っていいのです(実際座るかどうかは本人次第だが)。
高見には「序列三位」に恥じないように頑張ってもらいたいです。

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