今更ながらテイエムオペラオー死亡に思う。
今日も特に何も無い一日。
加計学園問題は何も無いわけではないが、感想を書くのはもう少し状況が固まってきてからでもよかろう。
日大アメフト問題は正直どうでもいい。
というわけで、日曜日に知った訃報を。
2000年にG1を5勝&無敗の8連勝という圧巻の成績を残し、最終的にG1を7勝して当時の世界賞金王となったテイエムオペラオーが死亡した。22歳だった。
オペラオーを初めて意識したのは1999年の皐月賞。
アドマイヤベガvsナリタトップロードの2強ムードの中、毎日杯を制した勢いでオペラオーが皐月賞を制し、「えええ・・・」と微妙なムードになったのを覚えている。
その後はダービー3着、菊花賞2着と勝ち切れない中で迎えた有馬記念。
スペシャルウィークvsグラスワンダーで盛り上がる中、オペラオーの単勝から勝負したが2強にねじ伏せられての3着。世代交代できずに悔しい思いをしたのを覚えている。
しかし、翌年からは連勝街道を驀進。
まあ、スペシャルが引退、グラスが燃え尽きたというのもあったけど。
そんな中、宝塚記念でメイショウドトウを本命にして、オペラオーとドトウの馬連を的中。
ここから「G1の度にドトウの単勝と、オペラオーへの馬連を厚めに買う」ようになる。
結果はご存知の通り、2000年の天皇賞(秋)から翌年の宝塚記念まで5連続的中(笑)。ガッチガチの結果ばかりだったが、損はしないで済んだ。
ただ、ドトウを応援していた身としては目の上のタンコブだった。特に2000年の有馬記念は、今見ても「あれでドトウ勝てないのか・・・」と思う。
2001年の後半はさすがに衰えが出てきたのか、勝ち切れないレースが続いたが、前年の王者として燃え尽きるまで走ったのは偉いと思った。
まあ、単純にオペラオーよりアグネスデジタル@天皇賞(秋)、ジャングルポケット@ジャパンカップ、マンハッタンカフェ@有馬記念の方が競走馬としてのポテンシャルが上だったのかもしれないが。
引退後は当然種牡馬になったが、たいした産駒は出せないままだった。
サドラーズウェルズ系は人気が無いから仕方ないが、オペラオーのオーナー以外にもう少しこの血を残そうという努力が感じられなかったのが残念ではある。
改めて思うと、好きかどうかはともかく、「気になる馬」だった。
ドトウ好きだった人間としては「何があろうと乗り越えて欲しい壁」だった。オペラオーがいたからこそ、2001年の宝塚記念でドトウが勝った時はめちゃくちゃ喜べたのだと思う。
ほんと、今年は名馬の訃報が多いが、安らかに眠って欲しいと思います。
合掌。
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