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ディープ産駒@欧州。

今日も競馬の話。
先週末の競馬の気になる話題として、「海外で管理されているディープインパクト産駒がイギリスとフランスのダービーに挑む」というのがあった。

結果だが、イギリスダービーに挑んだサクソンウォリアーは4着に終わったが、フランスダービーに挑んだスタディオブマンは勝利。
「日本で繋養されている種牡馬の仔が、欧州のダービーを制する」のはたぶん初めてだと思う。

サクソンウォリアーはイギリス2000ギニー(1600m)を無敗で制して断然の人気だったが初黒星を喫した。もしかしたら2400mが長いのかもしれない。まるでダノンプレミアムである(笑)。
この後はアイルランドダービー(これも2400m)に向かう可能性があるが、個人的には2000m路線で見てみたい。
血統表を見たら、4代母にローズオブジェリコ(ドクターデヴィアス&シンコウキングの母)を見つけてちょっと懐かしい気分になりました。

スタディオブマンはフランスダービーを制したが、フランスダービーって2100mなのよね。
あと、フランスダービーは一流馬は使ってこないイメージなので、それほど威張れないかも。
ただ、血統表を見たら祖母がミエスク(BCマイル連覇などの超名牝。初期のダビスタの最高額繁殖牝馬の「サヨナラ」のモデル)で、これにストームキャット→ディープと配合した超良血。これは種牡馬入り間違い無さそう。て言うか、5年もしたら産駒が日本で走ってそう。

こんな感じでディープの血が欧州に広まっていくのはなんだかんだで凄いと思う。
その一方で、昨日の安田記念は欧州の怪物マイラーだったフランケルの産駒が勝利した。
こういう、世界を股に掛けていろんな血統が活躍するのが「ブラッドスポーツ」である競馬の面白さだと思います。

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