王位戦第6局。
今日は王位戦第6局2日目。
菅井王位が勝って王位防衛を決めるか、豊島棋聖挑戦者が勝って3勝3敗のタイに持ち込むかという一局。
勝ったのは豊島。
先手の豊島の居飛車穴熊vs後手の菅井の振り飛車穴熊という、お互いにガッチガチに自陣を固めて「簡単には負けねえぞ」という思いが感じられる将棋に。
中盤で菅井が龍を切って豊島の穴熊を崩しにかかるが豊島が凌ぐ。
逆に豊島は桂捨ての妙手から攻撃に転じ、菅井が受けに回る展開に。菅井は千日手(同じ手順を続けて指し直しにすること)に持ち込むこともできたように見えたが、その順を選ばなかったのが敗着で、最後は豊島が寄せ切った。
お互いの「自陣がギリギリで詰まない」ことを見越しての攻め合いは見応えがあった。
菅井は持ち時間も多く残っていたし(最終的には2時間以上残っていた)、千日手に持ち込めばよかったのに・・・とも思うが、誤算があったのだろうか。
さてこの結果3勝3敗のタイになり、最後の第7局での決着となった。
ここまで先手番が6連勝しているので、先手を取れた方が勝つのだろうか。
(ちなみに第7局の先手後手は改めて振り駒で決めるので、どっちが先手になるかは対局当日にならないとわかりません。)
| 固定リンク
« レーシック。 | トップページ | 森保体制初勝利。 »
「将棋」カテゴリの記事
- 棋士編入試験第1局。(2024.09.10)
- 王座戦第1局。(2024.09.04)
- 福間香奈妊娠ですって。(2024.08.30)
- 王位戦第5局。(2024.08.28)
- アマチュア三段昇段。(2024.08.21)
コメント