王位戦決着。

今日は王位戦第７局２日目。
菅井王位ｖｓ豊島棋聖挑戦者の成績はここまで３勝３敗の五分。
ここで勝った方が防衛ｏｒ奪取となる一局である。

勝ったのは豊島。

先手番の豊島の居飛車穴熊ｖｓ後手番の菅井の振り飛車穴熊という、ガッチガチに固めて戦う一戦に。
しかし、豊島が自陣の穴熊を崩しながらも攻めて行く構想が良く優勢になり、そのまま一気にぶっ潰した。
豊島の快勝譜でもあるし、菅井にとっては不本意な一局となってしまった。

というわけで、豊島が棋聖に続いて王位も奪取。
現在の将棋界で唯一の二冠ホルダーとなった。
豊島はＡ級順位戦も開幕３連勝と好調だし、本当に「豊島時代」が始まるのかもしれない、なんてことを思ったり。