今更ながら武豊4000勝に思う。
今日は特に何も無い一日なので、そのうち書こうと思っていた話を。
先週の土曜日、武豊が通算4000勝(JRAのみ)を達成した。
一応これがどのくらい凄い数字かを書くと、通算勝利数の歴代第2位は岡部幸雄の2943勝。
現役の第2位は横山典弘の2721勝(歴代では第3位)。
「ド大差」と言っていいくらいの開きがある。
武豊の凄いところは、「デビュー直後から活躍して、それから30年間活躍し続けているところ」だと思う。
デビュー年から69勝し、2年目にはスーパークリークで菊花賞を制覇して初G1勝利。そこから今年までで「G1を勝てなかった年」は2011年、14年、そして今年と、ほぼ毎年G1を制している。
重賞はデビュー年で制してから毎年制しており、その数は329。
この数字を破るのはかなり困難だろう。
武豊の悪い意味でのターニングポイントは、2010年の落馬事故(@毎日杯)での大怪我だった。
この年以降、明らかに勝利数は減った。やはり、怪我の影響は大きかったのだと思う。もしもあの落馬が無ければ、もっと早くに4000勝は達成していたはず。
ただ、逆に言えば「怪我の影響があって、49歳になって体力も落ちているはず」なのに「全盛期から勝利数は減ったけど、まだ東西リーディング14位にいる」というのは凄い。
勝利数が減っていると言っても、「50勝している騎手の中での勝率」は5位。
腕自体は衰えていないことがよくわかる。
本人がどこまで続けるつもりかわからないが、まだまだ頑張って欲しいと思います。
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