棋聖戦第4局。
さて今日は棋聖戦第4局。
渡辺二冠(棋王・王将)挑戦者が勝って棋聖を奪取するか、豊島棋聖(&名人・王位)が勝って2勝2敗のタイに戻すかという一局。
結果は渡辺の勝利。
後手番の渡辺が雁木(という囲いの形です)に組む意表の出だしから、豊島がまずは先攻し、渡辺陣を少し崩す。
そこから渡辺が反撃するが、豊島がこれを受けずにまさかの攻め合い。
しかしさすがにこれは無理があったようで(少なくとも私にはそう見えた)、渡辺が一気に攻める。そこから豊島も粘るが、渡辺がきっちり寄せ切った。
ちょっと豊島の「自爆」という感じはしないでもないが、見ている分には面白い将棋だった。豊島も、名人になって「魅せる将棋」に目覚めてしまったのだろうか。
でも、それって相手に冷静に対応されると勝てないんだよなあ・・・。
というわけで、渡辺が三冠になり、豊島が二冠に後退となった。
今回は「後手番の時の渡辺の工夫」を第2・4局で堪能でき、とても面白かった。
この二人のタイトル戦をまた見たいものです。
| 固定リンク
「将棋」カテゴリの記事
- 棋士編入試験第1局。(2024.09.10)
- 王座戦第1局。(2024.09.04)
- 福間香奈妊娠ですって。(2024.08.30)
- 王位戦第5局。(2024.08.28)
- アマチュア三段昇段。(2024.08.21)
コメント