王位戦決着。
今日は有休。
次男が歯医者に行くのでその付き添いである。
本当なら奥さんに行ってもらいたいところだが、奥さんは「9月30日&10月1日に有休を取って、息子2人を連れて新潟に帰省する」という役目がある。そうそう休んでもいられない、ということで今日は私が休むことにした。
ちなみに歯医者自体は特に問題無く終了。
次男は上の前歯にわずかながら虫歯があるのだが、今日の時点ではまだ治療は行わず、先生に歯を磨いてもらって「歯医者に慣れてもらう」段階です。
さて、話は変わって。
今日は王位戦第7局2日目。
豊島王位(&名人)が防衛するか、木村九段挑戦者が奪取するかの最後の大一番である。
勝ったのは木村。
角換わり(という戦法名です)から先手番の豊島が、研究手順なのだとは思うが考慮時間を使わずにバンバン指し進めて先行する。
その豊島の攻めに対して木村が飛車を逃げた手が豊島の意表を突いたのか、豊島が長考に沈む。で、長考した割にはいい手ではなく(←よくある話)、木村が優勢に。
終盤では、序盤に木村が受けの為に自陣に打った桂馬が攻めに働くというミラクル(←勝つ時はそんなもの)もあり、きっちり木村が寄せ切った。
というわけで木村新王位が誕生した。
木村と王位戦と言えば、「2009年の深浦王位との3連勝の後の4連敗」「2016年の羽生王位との3勝2敗からの2連敗」と、あと一歩のところで届かなかった棋戦。
その王位戦で悲願の初タイトル獲得というのも運命的なものを感じる。
木村は1973年(昭和48年)生まれで私と同い年。
ついでに、木村が6月生まれで私が5月生まれなので結構近い。そんな「46歳のおっさん」が、20代の豊島からタイトルをもぎ取ったというのは凄く励みになる。明日からの仕事も頑張ろうと思います。
あと、将棋連盟は早く「木村王位の扇子」を販売するように。
普段使い用と保存用で2本買うぞお。
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