王将戦挑戦者決定。
昨日書いたが、今日は王将戦の挑戦者決定リーグ戦最終局、広瀬竜王vs藤井七段の対局が行われた。
勝った方が渡辺王将への挑戦権を得る大一番である。
勝ったのは広瀬。
最近では珍しい相矢倉から藤井が攻めるが、広瀬の反撃が厳しく広瀬が優勢に。しかし藤井の粘りの指し回しに広瀬が誤り、藤井が逆転。広瀬は自陣は受けが効かず、後は攻めるしかないという状況になり、「最後のお願い」とばかりに龍で王手をかける。
ここで藤井は玉を交わせば勝ちだったのだが歩で合駒してしまい、これが痛恨の大悪手。そこから広瀬が長手数の王手ラッシュで詰ましきった。
う〜〜〜ん、藤井にとってはもったいなさ過ぎる敗戦。
最後の詰み手順は、いつもの藤井なら回避できたと思うのだが、中盤の劣勢時に時間を使い過ぎたのが響いてしまったか。
ただ、今回の王将戦リーグ戦ではかなりの強敵相手に4勝2敗という好成績を挙げることができた。
今回は残念ながらタイトル戦挑戦はならなかったが、来年はどこかしらのタイトル戦の挑戦者になりそうな気がします。
…あ、一応勝った広瀬にも触れておくか。
今の渡辺相手に七番勝負を戦うのは大変だと思うが、ストレートで負けないように頑張って欲しいです。
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