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お別れ会。

今日は先日亡くなったFさんの「お別れ会」。
彼女の実家がある横瀬に向かう前に、大学の2学年下の後輩達から「お花代」を預かり、ついでに昼食も一緒に食べる。久々に会った後輩もいて、しばし楽しい時を過ごせた。
・・・こんな機会で会うのでなければなお良かったのだけど。

その後は西武線の特急に乗って1時間ちょっとで横瀬到着。
お別れ会はFさんの実家で行うということで、Fさんのお父様の誘導で車で移動。これが結構遠くて驚く。彼女は大学時代、ここから池袋まで通っていたのか・・・。

ご実家ではFさんの遺影が置かれてあり、そこに我々の同期女性が持参したお花を飾り、そこを「お別れスペース」として、みんなは別室へ。
ひとりひとりが「お別れスペース」でFさんと別れを告げ、残りの人々は別室でFさんの思い出を語り合う、という感じ。

・・・なのだが、みんな口を開かない。
まあ、仕方ないかと思うが、話すのはFさんの旦那さんと、Fさんの師匠にあたる先輩のKさん、それと私がほとんど。
旦那さんから「Fさんはガンと知っても治すつもりで頑張っていた」という話を聞いて、彼女らしいな、と思ったりした。
その後、結婚式の写真も見せてもらった。

絵にも描けない美しさ、というのはこういうものなのか、と思った。

その代わり、と言っては失礼だが、私が持参した大学時代のアルバムを旦那さんとお母様にお見せした。
旦那さんは学生時代のFさんの写真は見たことが無かったようで、「こんな感じだったんですね」と言ってもらえた。
お母様には「楽しんでたんですね」と言ってもらえた。
正直、アルバムを持参するかどうかは悩んだ。悲しみを増すだけになるのでは、とも思った。でも、みんなでFさんの写真(もちろんそれ以外の写真もある)を見て、「こんなことあったね~」と懐かしむ気持ちになれたので、結果としてはよかった。

そんな感じで2時間近く過ごし、16時に終了。
その後は同期のA夫妻の車に同乗して帰京。
車中はこれも同乗したО君、Kさん(愛称で言うならPさん)を含めた5人でのトークが超楽しかったのだが、これは機会があれば書くことにする。

お別れ会そのものは、何というか、みんなで悲しさを共有して、思い出話を語り合うことで少し楽になった、という意味では凄く有意義だった。
この会が無かったら、悲しさに包まれたまま、それを抱えたままだっただろう。
これで少し吹っ切れた、と思います。

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