「ハイキュー!!」完結に思う。
昨日も書いたが、今秋発売の少年ジャンプで「ハイキュー!!」の連載が完結した。
約8年半の長期連載で、近年のジャンプを支えた作品だった。
「ハイキュー!!」はバレーボールを題材とした作品だが、とにかく展開が熱い、名言の多い作品だったと思う。
春高バレー編は、県予選~決勝トーナメント、全ての試合が熱かった。「どの試合がよかった」と一つに決めきれないくらいだった。て言うか、主人公がいるチーム以外の試合(音駒、梟谷の試合)も熱い展開というのも凄かった。
好きな名言は、それこそいくつもあるが、パッと思い浮かぶのは
(主人公である日向が「練習試合に負けたくない」と頑張っているのを見て、女子マネの谷地さんに「なぜそこまで頑張れるのか?」と聞かれてからの)
「負けたくないことに理由って要る?」
と主人公である日向が答えるシーン。
普段、元気が取り柄の日向が超真剣に答えるこのシーンは印象深い。
あと、この「負けたくないことに理由って要る?」という考え方は、一応は勝負事(競馬、将棋)を趣味としている人間としては忘れてはいけないものだと思った。
あと、「ハイキュー!!」の好きなところは「主人公以外のキャラへのフォーカス」が多いこと。
主人公の対戦相手がどういうバックボーンでバレーボールに取り組んでいるのかをガッツリ描いてきてくるので、対戦相手にも感情移入できてしまう作品だった。ある意味、主人公と同じくらいに描かれているキャラも多かった気がする。
そんな感じで、本当に大好きな作品だった。
私はこれまで40年以上ジャンプを読んでいるが(笑)、ベスト3に入る作品だと思う。
「ハイキュー!!」が来週から読めないと思うと、かなり寂しくなるなあ・・・。
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