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棋聖戦第4局。

今日は棋聖戦第4局。
藤井七段挑戦者が勝って史上最年少タイトル奪取なるか、渡辺棋聖(&棋王・王将)が勝って2勝2敗のタイに持ち込むかという一局。

結果は藤井の勝利。

先手番の渡辺が矢倉に組み、自分が負けた棋聖戦第2局と同じ滑り出しに。
当然ながら途中で第2局とは少し違う手を指して別の展開に持ち込む。このあたり、渡辺はがっつり研究してきたのだろうなあとは思った。実際、中盤では少し渡辺が有利だったらしい。
しかし、藤井も桂馬を打って反撃し、そこから一気の攻め合いに。
終盤、渡辺が藤井の飛車を取りに行くが、藤井はそれを無視して逆に渡辺の飛車を狙う。飛車の取り合いになったら渡辺の方が不利なので飛車を逃がしたら、逆側から渡辺の玉が攻められ、気がついたら藤井が優勢に。
その後、渡辺も粘りを見せるが、藤井は間違えることなく攻め、最後は渡辺の攻めをきっちり凌いで(対応を間違えたら逆転負けではあった)勝ち切った。

う~~~む、藤井の攻めが鮮やか過ぎる。
あんな簡単に寄せられるものなのか・・・。
あと、藤井の玉も決して安泰ではなかったはずなのだが、「攻められても受け切れる」と見切っているのが凄いと思った。

というわけで藤井の3勝1敗となり、タイトル獲得。
史上最年少でのタイトルホルダーとなった。これは30年ぶりの記録更新で、なかなか歴史的な出来事だと思う。

でも、これは「藤井伝説」のまだまだ初めの初めに過ぎない(断言)。
これからしばらくは勝ちまくる藤井を見続けることになるのだろうか。

・・・でも、藤井が勝ちまくるのもそれはそれでつまらん。
他の棋士は「打倒・藤井」で燃えて欲しいと思います。

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