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名人戦第6局。

続いて将棋の話。
今日は名人戦第6局2日目。
渡辺二冠挑戦者が勝って悲願の名人奪取なるか、豊島名人(&竜王)が勝って最終局に持ち込むかという一局。

結果は渡辺の勝利。

相矢倉から後手番の豊島が積極的に攻めるが、渡辺が角交換からカウンターで攻めると一気に寄せ切った。
見ていて「え、こんな簡単に寄るものなの?」と思った。それくらい渡辺の寄せが鮮やかだった。

というわけで渡辺が悲願の名人奪取&三冠復帰(名人・棋王・王将)となった。
羽生に竜王を奪われ、順位戦でB1に降級した時はかなりのドン底だったが(その頃は「三浦九段のカンニング疑惑」でかなり叩かれていた時期でもあった)、そこからここまで復活したのは凄いとしか言いようがない。

逆に豊島はちょっと不本意な名人戦だった。
まあ、叡王戦で永瀬と長手数の将棋を指し過ぎて感覚が狂ってしまったかなあ・・・。今のままでは今秋から始まる竜王戦の防衛戦もかなり不安だったりする。

それにしても。
例年なら夏前には終わる名人戦がコロナの影響で決着が8月まで伸びてしまった。
来年は「新緑の頃の名人戦」が見れることを願うばかりです。

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