「るろうに剣心 The Beginning」を観に行った。

今日は有休を取った。

目的は「るろうに剣心 The Beginning」を観る為。

４日に公開が始まり、当初は先週観に行くつもりだったのだが、仕事が忙し過ぎて断念し、今日の鑑賞となった。

で、観た感想だが、

めちゃくちゃ良かった。

今作は原作のいわゆる「追憶編」。

主人公・剣心が「人斬り抜刀斎」だった頃のストーリーである。

剣心に婚約者を殺された女性、巴と一緒に暮らすことで剣心に訪れる変化、そして悲劇的な結末というのが大体のあらすじ。

ぶっちゃけた話、「原作知らない人には何がなにやら」な作品だと思う。まあ、原作知らない人はそもそもこの作品を見ようとは思わないだろうけど。

さて「めちゃくちゃ良かった」のは、なんと言っても巴を演じた有村架純。

原作では無表情なキャラである巴を、イメージを崩すことなく演じていたと思う。そして終盤の「剣心への独白シーン」は観ているこちらも涙無しでは観れなかった。

もちろん剣心役の佐藤健も良かった。

これまでの作品では時々おどける場面もあったが、「人斬り抜刀斎」なのでそういうところは封印し、「孤高の人斬り」を狂気的に演じていたと思う。

個人的には「追憶編」をここまで実写に落とし込んでくれたのは感動したし、感謝しかない。

素晴らしい作品を見せてくれてありがとうと言いたい。

て言うか、「るろうに剣心」の劇場版５作品はどれも素晴らしかった。

第１作が公開されたのは２０１２年、京都編の第２・３作が２０１４年、そして今年。１０年に渡って楽しませてもらった。

もう一度書くが、本当に素晴らしい作品を見せてくれてありがとうと言いたいです。