今更ながらスペイン戦の敗戦に思う。
今更ながらではあるが、昨晩は東京オリンピックの男子サッカー準決勝、日本vsスペインが行われた。
結果はご存じの通り0-1で負け。
実に悔しい負けだった。サッカーの試合で、ここまで「負けて悔しい」と思えた試合は相当久しぶりだと思う。あまりに悔し過ぎて、このブログに感想を書くのを忘れていたくらいに悔しかった(笑)。
で、なんでここまで悔しく思うかというと、「金メダルの可能性が無くなった」ということと、「スペインは決して勝てない相手ではなかった」というのがある。
結果論かもしれないが、FW林を替えてFW上田を投入したのは違ったと思う。交代で投入すべきはFW前田だった、というのが私の持論。
「前田に何をやらせるべきだったか」というのはシンプルで、「1トップで、一瞬だけDFの裏に抜け出てゴールを狙う」というやり方。
実際、延長戦で1回そういうシーンを作れていた。ヘディングで外してしまったけど。
ただ、あのパターンを続けていれば、クロスを供給するMF相馬の調子も良かったのでチャンスはあったはず。
にもかかわらず、前田は4-2-3-1のフォーメーションの「3」で使われ続けて、しまいには守備に忙殺されてしまった。前田のいいところを生かせずに終わった感じ。
これで1トップで使われた上田が惜しいシーンを作れていれば納得もするのだが、上田は「漂っていた」としか言いようがなかったからなあ・・・。
て言うか。
前田や、東京のFW永井のような「快速系FW」を4-2-3-1の「3」で使うのは良さが生きないんだよ・・・。
この「3」に向いている選手は「シュートもあるけど、基本的にはドリブルで仕掛けたり、クロスを上げてチャンスを作る選手」。相馬はまさにこのタイプ。
だけど前田や永井は「フィニッシュの選手」であって、チャンスメイクをする選手ではないんだよ・・・。
というわけで、要するに「森保の選手起用のせいで負けた」という話です。
異論は受け付けません。
まあ、こうなった以上、金曜日の3位決定戦でメキシコを負かして銅メダルを獲得して欲しい。
「銅メダル」と「メダル無し」では、これはこれでだいぶ違うと思うので。
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