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王位戦第4局。

さて王位戦第4局2日目。

藤井王位(&棋聖)が勝って防衛に王手をかけるか、豊島二冠挑戦者が勝って2勝2敗のタイに持ち込むかという一局。

勝ったのは藤井。

相掛かり(という戦法名です)からお互いに角を自陣に打つという、前例の無い展開。
そして中盤戦、後手番の藤井から攻める。そしてこの攻めが巧みに繋がり、終わってみれば豊島に攻撃のターンが回ることなく藤井が押し切った。

藤井強い、としか言いようがない。語彙が少なくて申し訳ないが。
豊島がここまで一方的に潰されるか…、というのはかなり驚きだったりする。

藤井の凄いところは、「過密日程の中、強敵相手に勝ちまくっている」ということ。
渡辺名人相手の棋聖戦が始まった6月6日以降17勝2敗(笑)というデタラメな成績なのだが、この間に渡辺に3連勝(棋聖戦)、豊島に5勝2敗(王位戦&叡王戦)、永瀬王座に1勝(竜王戦)と、藤井以外の「4強」に勝ちまくっている。
…いや、もう既に「1強」なのかもしれないなあ…。


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